「論文不正」――記者の元に届いた1通のメールから全てが始まった。ノバルティスファーマ日本法人社長への直接取材、臨床試験に関与した元社員自宅への訪問、たび重なる謝罪会見、厚労省の検討委員会、内部告発者の出現……二人の新聞記者が、地を這うように現場を駆ける!「この機会を逃したら、製薬企業と医師の関係は当分変わることはない」