祝! 第48回吉川英治文学賞受賞
大沢在昌さん 受賞作『海と月の迷路』を語る
『海と月の迷路』
大沢 在昌:著
定価:本体1,800円(税別)
いま、躍動する「軍艦島」がよみがえる!
昭和34年。満月の夜に不審な死を遂げた少女。若き警察官が〈殺人鬼〉を追う──。
でかい真っ赤な満月を見たんだ
わずかな土地に五千人がひしめく炭坑の島。
少女の事故死を疑う若き警察官・荒巻の“許されざる捜査”は、しきたりや掟に支配された島に波紋を広げていく。
いま警察の正義は守られるのか。
次の満月──殺人者はふたたび動き出す・・・・・・。
大沢在昌の新境地!壮大な「密室」エンターテインメント。<四六判/568頁>