ISBN:4620903205
佛教藝術 310号
佛教藝術學會:編
毎日新聞社
2,940円
東洋美術と考古学の研究誌。斯界の泰斗から気鋭の研究者、さらには若き学研の徒まで、毎号多彩な執筆陣が筆を振るう。今号は奈良時代の僧衣をめぐる論、東寺旧蔵の「山水屏風」に関する考察、宋本図像と鎌倉時代の造像関係を探る研究など、多方面からの成果を収載。
◇「鑑真和上像の服制と道宣の着衣論」(竹下繭子・奈良大学非常勤講師)
◇「『山水屏風』(東寺旧蔵)の制作時期と体系的位置づけ」(小林学・関西学院大学大学院研究員)
◇「サンフランシスコ・アジア美術館所蔵文殊菩薩図像について――宋本図像と形式の踏襲――」(内田啓一・昭和女子大学歴史文化学科教授)
<B5判/88頁>