「町人学者」を読んで、今話題の映画「明日への遺言」の岡田資中将のあの信念、志をもった学者がいたとしたら、中将より10年遅く1900年生まれの浅田常三郎先生がその学者であると確信しました。町人学者だけでなくすべてに優しくそして強い武人学者も併せ持つ信念の学者の一生が見事に書かれています。 今年満100歳の伏見康治先生が「私の敬愛する浅田先生はとても庶民的でユニークな物理学者でした」と推薦しておられますが、 その通り物理学の激動の時代を生きた一物理学者の感動の書でもあります。昨今理科離れがいわれるなかで、若い世代にも読んでいただければ理科好きになるに違いありません。
投稿: 岡田健 | 2008/04/21 6:44:23
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